泉龍院は、元の名を潜龍院といい、その昔皎龍が山中の池に潜み、里に出ては旅人は勿論、里人や畜類までも害していたそうです。そんなとき、当地方を旅していた高僧がそのことを聞き、人々の難儀を救わんと山中にわけ入り、池のほとりに坐し、背負っていた薬師如来像を前に、薬師如来の真言(おんころころせんだりまとうぎそわか)を一心に唱え三十七日間にもおよぶ御祈祷をした結果、今までこの地をあばれ廻っていた龍もこの法力によって池の中から出ることができなくなり遂に法の悟りを聞いて往生したと伝えられています。土地の人々はこの大池を埋め、この跡地に小庵を造り、この高僧に住んで頂き、薬師堂を建立、薬師如来像を安置しました。その後、永禄7年に当地方に悪い疫病が流行し、人々が恐れをなしている時に、当時の住職である吉山玄豚(きつざんげんたく)和尚(1561進山~1598示寂)の夢枕にこの薬師如来が現れ、「われ当山の薬師如来なり、信心を以て一心に礼拝せば直ちにこの地の疫病を除かん。さらに真言を唱えることによってその祈祷により領主に対して厄を除き大願を成就せしめん。」とのお告げがあり、直ちに薬師如来の真言を一心に唱え法印を結び薬師経を読誦した結果、不思議にこの地の疫病が止んだとされ、近隣の人々は、深くこの薬師如来を信仰するようになったという。その後、慶安年間に至り、徳川三代将軍家光公の命を受け当山山門に徳川家の安泰と庶民の安泰を祈るべく、本堂に厄封じ祈祷額を掛けました。以後、厄除け、六算除け、虫封じ、身体健全、家内安全、交通安全等の約六百年に及ぶ伝統のある祈祷寺として今日に至っております
泉龍院では,毎年元日~4日まで本尊薬師如来の大祭として厄除けをはじめとした各種祈願のご祈祷を実施しています。毎年多くの参拝者が各方面から訪れ、賑わっております。感染症対策として祈祷札の郵送や祈祷済みお札の事前申し込みを実施しています。
令和6年厄除け大祭は、例年通り元日より4日まで実施いたします。コロナ禍ではありますが、マスクの着用、手の消毒など感染予防対策を実施して執り行います。
ご祈祷名
厄よけ,方位よけ,家内安全,商売繁昌,交通安全,身体健全,病気快復,災難よけ,必勝合格,就職祈願,六算よけ,縁結び,子授け,安産,虫封じ,水子供養
奉納金
厄除け:3千円,5千円厄除け以外:2千円,3千円,5千円水子塔婆:1千円
正月期間以外のご祈祷につきましては、特別祈祷となります。事前に寺の方に祈祷のご予約をお願いいたします。なお、特別祈祷では祈祷札の奉納金のほか特別祈祷布施をお納めいただきます。
ご予約は下記ボタンから
厄よけ,方位よけ,家内安全,商売繁昌,交通安全,身体健全,病気快復,災難よけ,必勝合格,就職祈願,六算よけ,縁結び,子授け,安産,虫封じ
厄除け:3千円,5千円厄除け以外:2千円,3千円,5千円上記奉納金と合わせて祈祷布施をお納めいただきます
新しく納車されたお車の交通安全のご祈祷をいたしております。本堂での祈祷とお車前での祈祷を実施いたします。
奉納金は、お札と祈祷布施を含み 5千円となっております。お電話にてお申し込みをお願いいたします。また、ご祈祷の際には、運転免許証、車検証をお持ちください。
祈祷札(29.6 cm),厄除けお守り,お供物
祈祷札(45.5 cm),厄除けお守り,お供物二種
祈祷札(30.3 cm), お供物
祈祷札(36.4 cm),お供物二種
祈祷札(45.5 cm),お供物二種
水子供養塔婆は、水子地蔵尊お堂内の水子地蔵尊前にある塔婆棚にお納めし、お地蔵さまにお線香をあげ、お参りください。
車用、自転車用、バックに提げるものなど各種お守りがございます。
身体健全、健康、学業成就、合格、安産、病気平癒、金運、スポーツ上達、旅行安全、ペット守りなど各種お守りがございます。